長男坊の新しい自転車、カゴ付きが重宝してたまに借りて乗るのですが、ギアの重たいこと重たいこと。電動アシスト自転車やクロスバイクに比べてしまうのは酷ですが、おっさんの脚力ではちょっとした坂も1速で登れませんよ・・・。
そこでリアのスプロケットを交換することにしました。
参考にさせていただいたサイトはこちら。
長男坊の自転車はクランク側のギア数が33T、リアスプロケ側のギア数が14Tが付いています。今回リアスプロケ側を16Tに変更します。
リアを16Tに変更するにあたって、チェーンがそのままで行けるか事前に計算した結果・・・
引き代残り 8mm?(正確に測れないのでかなり怪しい)
チェーン引きの余り代5mm
14Tスプロケ 外径63.0㎜→円周198mm
16Tスプロケ 外径71.3mm→円周224mm
円周差=26mm
スプロケにかかるチェーン長さが13mm増える
上下で半分ずつ負担するとして6.5mm寄せれば吸収可能
チェーン引きの余り代を見るとかなり微妙でしたが、いっちょやってみるか。でチャレンジしました。
あらかじめベルを外して、ハンドルの変速器部分も養生して裏返します。
後輪の車軸のナットは15mmってちょっとマイナーなサイズなので注意です。
ナットや泥除け、変速機の位置などを写真を撮るとともにメモっておきました。
ここで早速失敗その1 裏返してしまうと車軸のナットを緩めるときに力が入りません。ええ、一旦正立させてナット緩めましたよ・・・。
ナットなどすべて外して、チェーンを脱落させて、後輪が外れました。
失敗その2 スプロケ側だけチェーンを外しても後輪は外れません。クランク側も脱落させないとチェーンが邪魔で後ろに抜けません。
無事後輪とスプロケットが外れました。
外したスプロケ14Tと交換するスプロケ16Tを並べてみました。たかが2Tですが結構大きさが変わりますね。チェーン届くかしら・・・。
新しい16Tのスプロケを車輪に取り付けます。スナップリングの取付はなかなか手こずりました。私の場合は”C”の上下を小さいマイナスドライバーで広げて一気に、でなんとかはまりました。
後輪をフレームに再度取り付けてみると・・・、車軸が一番前まで行ってますが、チェーン延長無でなんとかなりそうです。
あっ・・・。チェーン引き入れるの忘れてた・・・orz
チェーン引きも入れたし今度こそ。
えっ?変速機の内側のワッシャーがこんな構造に・・・。
回転防止用に出っ張りが有って、車軸とフレームの間に数mmの隙間が必要ですやん・・・orz
車軸はカツカツいっぱい前に来てるし、無理やん・・・。でも今更スプロケ元に戻すのも避けたいし、チェーンは当然準備していないし。。。
M10のワッシャを買ってきてそれを入れて誤魔化すことに💦
うん、まあ、何とかなった・・・のか?
変速も問題なく出来ているし、もうこれでイッちゃいました。(笑)
あとはブレーキワイヤーの再調整(重要!)と外しておいたベルを取り付けたりして、完了。
カゴも購入時から何だかちょっと歪んでいたので、修正しました。
交換後は、ギアがだいぶ軽くなりました。ちょっとした坂ならなんとか乗ったまま1速で登れるようになりました。
もう少し軽くスプロケ18Tでもいいかもしれませんが、それはチェーン交換の機会にでも検討しましょうかね。
参考にさせていただいた、ギア比の検討に便利なサイト
スプロケはまあ、安いです。手間賃の問題ですな。
今回はチェーンのコマ数増やさず無理やり取り付けましたが、本来は14T→16Tでもチェーンのコマ数を増やした方が良いと思います。
自分・次回用のメモも兼ねて。